2023-05-09
投資用マンションの売却を検討する際に気になるのは、いつなら高く売れるか、そのためにどんな準備が必要かではないでしょうか。
それまで不動産の運営で利益をあげていても、売ったときに損をしてしまっては投資で成功したとはいえないでしょう。
この記事では、売却に適したタイミングや、高く売るために必要な準備と注意点についてご紹介します。
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大規模修繕の前は投資用物件を売却するのに適しています。
マンションは築10年以降、大規模修繕をおこなうのが通例ですが、修繕後は修繕積立金が値上がりする可能性が高く、修繕の内容次第では予定外の出費が発生するかもしれません。
また、収益用マンションの場合には複数のオーナーの合意が必要になるため、修繕自体がおこなわれず、物件価値が下がる恐れがあります。
路線価が上がっているときも高値で売れる可能性が高いといえます。
路線価とは国税庁が定める相続税評価額のことで、市街地の宅地は路線価を使って評価されるため、不動産売却を検討するには重要な指標です。
投資用マンションの家賃が近隣の相場より高い場合は、収益をあげられる物件として買い手がつきやすいので適切なタイミングといえるでしょう。
\お気軽にご相談ください!/
まず、いつ売るのか決め、そこから逆算してスケジュールを立てておきましょう。
次にマンションの管理会社に連絡して、資格喪失届と管理金や修繕積立金の清算をします。
手続きは決まってからおこないますが、事前に確認しておけばその後の手続きを効率よく進められます。
不動産会社に相談する前に、おおよその相場を把握しておくと目安にできるでしょう。
販売中の不動産情報を閲覧できるポータルサイトがあるので、同じような条件の物件を絞り込み、おおよその市場価格を調べておきましょう。
登記事項証明書、固定資産税に関する書類、建築確認証など、マンション売却に必要書類は複数あり、取り寄せに時間がかかるものもあるので早めの準備が必要です。
\お気軽にご相談ください!/
投資用マンションの場合は、居住用マンションと異なり、利回りや税金などの投資に関する知識や賃貸物件管理の継承手続きなどさまざまな専門知識が必要です。
投資物件が得意な不動産会社に相談して、プロの意見を参考にしましょう。
物件を売却する際には、ローンを完済しているか、残っている場合は一括返済しなくてはなりません。
一括返済する際には繰り上げ返済手数料がかかるケースもあり、ローンの残高が売った金額より多い場合は赤字になってしまいます。
差額は自己資本から出さなくてはならないので、ローン残債と査定額を事前に把握しておきましょう。