不動産売却前に水回りのリフォームはしたほうが良い?注意点も解説

2022-03-24

不動産売却前に水回りのリフォームはしたほうが良い?注意点も解説

この記事のハイライト
●不動産を売却する前には、基本的にリフォームは不要だが、一部リフォームすることで効果的に売却できることもある
●中古物件購入後に水回りをリフォームすれば、最新の設備で掃除などのお手入れも楽になる
●中古物件購入後に水回りをリフォームする際には、水道管の状態も確かめるなどの注意点がある

築年数の経っている不動産を売却する際に、「水回りだけでもリフォームしてから売り出したほうが良いのかな?」と疑問に思われるかもしれません。
しかし実際は、古い不動産でも基本的にはリフォームの必要はありません。
この記事では、不動産売却前のリフォームについて、また、中古物件購入後に水回りをリフォームするポイントと、その注意点をご説明いたします。
つくば市やつくばみらい市などの茨城県南エリアで不動産売却や住み替えをご検討中の方は、ぜひご参考にしてください。

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不動産売却前に水回りのリフォームをしなくても良い?

不動産売却前に水回りのリフォームをしなくても良い?

たとえ築年数の経った家でも、基本的には水回りもリフォームする必要はありません。
しかし場合によっては部分的にリフォームしたほうが効果的に売却できることもあるため、不動産会社などのプロと相談してから検討することをおすすめします。
不動産売却前に水回りをリフォームすることのメリットとデメリットをご説明いたします。

不動産売却前にリフォームするメリット

不動産売却前に売主がリフォームすると、物件の見た目が良くなります。
それにより内覧に来た方が物件に良い印象を抱きやすく、売れやすくなるでしょう。
また、購入してから買主がリフォームするケースでは、引っ越しまでに時間がかかってしまいます。
大規模なリフォームをするためには多額の費用がかかるため、手持ち資金が少ない買主はリフォームのためにもお金を借りなければいけません。
家の購入費用とリフォーム費用、両方の融資を受けるには手続きが煩雑となるため、敬遠される方も多いです。
しかしリフォーム済みの住宅であれば、買主は家の購入のために住宅ローンをひとつ契約するだけで済みます。
不動産の売買契約をしてすぐに引っ越せるため、「急いで引っ越したい」「借り入れをシンプルにしたい」と考えている買主から選ばれやすくなるでしょう。

不動産売却前にリフォームするデメリット

不動産売却前にリフォームすることのデメリットは、費用対効果が悪いことです。
清潔感を重視する方が多いトイレ、キッチン、浴室という水回りだけに絞ってリフォームしても、合計で200万円以上かかるでしょう。
しかしリフォーム前と比較して200万円以上高く売れるケースは少ないのが現状です。
中古物件を購入する方は「安く購入して自分好みにリフォームしたい」と考えている方が多いため、安くない物件は売れにくくなります。
さらに、売主の好みでリフォームしてしまうと、買主の好みに合わないことも考えられます。
中古物件は内装のきれいさよりも価格などその他の条件が重視されるため、基本的にはリフォームする必要はないでしょう。

不動産売却前にリフォームしたほうが良いケースもある

内覧に来た方が不快に感じてしまうなど、明らかなマイナスポイントがある場合は、部分的にリフォームしたほうが良いこともあります。
なるべく費用を抑えて効果的にリフォームする必要があるため、不動産会社などのプロに相談しながら計画を立てることをおすすめします。
不動産売却前にリフォームするべきか、リフォームするならどの箇所をどのようにおこなうか、細かいアドバイスを受けながらリフォームすれば失敗がありません。

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物件購入後に水回りをリフォームする際のポイント

物件購入後に水回りをリフォームする際のポイント

不動産売却後に住み替えで中古物件を購入される方は多いです。
リフォームされていない物件を購入したら、その後にご自身でリフォームを手配することになります。
ここでは、住み替えで中古物件購入後にリフォームするポイントやコツをご説明いたします。

最新設備にリフォームすることで快適な生活が送れる

水回りをリフォームすると、見た目がきれいになるだけでなく、使い勝手も良くなり、掃除などの手間も少なくなります。
たとえば最新のキッチンでは、昔の設備とは違って焦げ付きにくく汚れにくい加工がされているため、コンロやシンク、換気扇の掃除も楽になるでしょう。
かつてはキッチンや洗面所の収納は開き戸でしたが、今はデッドスペースが少ない引き出しタイプやスライド式が主流です。
かさばるものも取り出しやすく、見やすいため、収納に苦労しなくなります。
最新の浴室はカビにくく、水はけの良い素材が採用されています。
さらに、最新式のトイレはデザインがすっきりしているだけでなく、つなぎ目や凹凸が少ないことで掃除しやすくなっています。
節水や節電効果も高いため、水回りをリフォームすることで、快適に生活できるようになるでしょう。

水回りをリフォームする予算の上限を決めておく

水回りの最新設備はさまざまな種類があり、価格が上がるほど高機能になっています。
検討していくうちに、より良いものを採用したくなり、高額なリフォーム費用が負担になってしまうことがあります。
そうならないために、あらかじめ予算の上限を決めておくことが大切です。
家族で話し合ってリフォーム箇所や機能の優先順位を付け、予算内で満足のいくリフォームができるよう意識しておきましょう。

住宅購入費用とリフォーム代金を合わせて考える

リフォームローンよりも住宅ローンのほうが金利は安いため、可能であればあらかじめリフォーム代金を計算に入れて住宅ローンを組んだほうが良いでしょう。
中古物件探しと同時にリフォームについても検討するため、不動産会社にまとめて依頼できれば無駄がなく、スムーズに手続きを進めることができます。
弊社「新和不動産」では、不動産売買だけでなくリフォーム工事も承っておりますので、お気軽にご相談ください。

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水回りをリフォームする際の注意点

水回りをリフォームする際の注意点

水回りのリフォームに関して、前もって覚えておきたい注意点を解説いたします。

マンション規約に関する注意点

理想のリフォームがしたくても、マンションの場合は規約で水回りの移動が出来なかったり、使える素材に制限があったりします。
たとえ専有部分であっても自由にリフォームできるとは限らないため、管理組合にしっかり確認を取り、事前に許可を得ておくことも大切です。

水道管の劣化に注意する

築年数が古い物件の場合は、水道管が劣化していることもあります。
その場合は配水管および排水管の修繕が必要となり、費用も高くなってしまいます。
不安がある場合は、物件購入前に確認しておくと良いでしょう。

なるべくまとめてリフォームする

物件購入後に水回りのリフォームをするケースでは、「家の購入費用がかかったから、リフォームは後から少しずつやろう」と考えるかもしれません。
しかし、後からリフォームする予定があるなら、まとめておこなったほうが費用は安くなります。
商品をまとめて仕入れることができるため、設備の卸値が安くなります。
また、工事を一度にまとめておこなうことで、人件費も削減することが可能です。
出費を抑えたいなら、まとめてリフォームしたほうが良いでしょう。

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まとめ

不動産売却前、また、物件購入後の水回りのリフォームについて解説し、あわせて注意点もご説明しました。
不動産売却前のリフォームは基本的には不要ですが、物件によってはおこなったほうが効果的に売却できることもあります。
わたくしども「新和不動産」は、つくば市、つくばみらい市、常総市、坂東市、牛久市、土浦市などの茨城県南エリアを中心に不動産売買を取り扱っております。
リフォームのご相談も承っておりますので、不動産売買に関するリフォームについてお悩みのことがあれば、お気軽にご連絡ください。

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